 |
 |
それは会議? それとも研修?
|
|
|
|
第4回
項目2.事業所内で安全対策会議を定期的に実施している(3点)
項目4.自社内独自の運転者研修等を実施している(3点)
|
|
今回は項目2の説明なんですが、項目4もいっしょに説明します。
項目2が会議、項目4が研修の資料を付けるのですが、この2つ何が違うのでしょう?
文字が違う、いやいや 下のイラストを見て下さい。
会 議

研 修

世間一般的な定義など細かい話は置いておいて、Gマークの書類審査では、
会議: 運転者同士でのグループ活動など
研修: 管理者(講師)による指導、教育など
が、大まかな違いのようです。(多分)
会議では、Aさん、Bさん、Cさんなど何人もの意見が出されます。
あーでもない、こーでもないと議論されてるかもしれません。
それと比べて研修では、管理者(講師)の説明が一方的にされます。
受講者から質問も出てるかもしれませんが、基本的には話し手は一人です。
その違いを、書類で伝えるようにしないといけません。
いくら現場で活発な意見交換してても、議事録に結論しか書いてなければ、それは項目4.研修と判断されるかもしれないからです。

項目2は、配点3点と重要です。
ここで点数が取れていないと、Gマーク合格はかなり厳しくなります。
なんとしてもここで点数を取っておきたいところですが、会議をアピールする方法として、複数人の意見を記録しておくのが有効じゃないかと思います。
< 記 入 例 >
「(交通事故防止内容)について、〇〇だと思う」(Aさん) 「(交通事故防止内容)について、〇△ではないか」(Bさん)
「(交通事故防止内容)について、×〇というのもある」(Cさん)
・ ・ ・
こんな感じの記録があれば、グループで会議している(と判断してくれる)んじゃないでしょうか。
「そんな個別の意見なんて記録してないよ」
そういう事業所もあるでしょう。
その場合には、安全対策会議ではなく、ヒヤリ・ハットやKYT(危険予知訓練)の記録を付ける方法もあります。
KYT資料(自動車事故対策機構)
もちろん意見・感想が1人分だけでは会議とはならないので、運転者何人かの分を付けるわけですが。(何人以上なら良い等は、全ト協が判断す(略))

それと申請案内に、「同一種類の定期的な開催」とあるので、
・安全対策会議 + 安全対策会議
・KYT活動 + KYT活動
のような組み合わせにしましょう。
また「必ず異なる内容の会議の開催状況を提出」とあるので、例えば、
・安全対策会議(夜間の高速道路) + 安全対策会議(交差点の右折)
・KYT活動(夜間の高速道路) + KYT活動(交差点の左折)
など、内容(テーマ)の違う書類にするのも注意して下さい。
他にもチェックポイントはいくつかあるのですが、申請案内にだいたいの事は書いてあるのでそれを参考にして下さい。

続いて自認事項4.自社内独自の運転者研修等を実施している、です。
自社内独自なんて聞くと、凄く難しいことをしていないと点数が取れないような気がしますが・・・
裏技と言いますか、実は簡単に点数を取る方法があります。
運送会社は定期的に乗務員教育(ミーティング)を実施しています。
私たち指導員が巡回指導の時に見せて貰っているアレです。
実は、あの議事録を付けて、多くの会社が項目4で点数を取っています。
それのどこが独自なんだ、という高い志の意見もあるかと思いますが、例年点数が取れているようなので、現状それを付ければ良いと思います。
もちろん、高度な自社内独自の運転者研修を否定しているわけではありませんので、独自研修を行っている事業所は、それを付ければ良いでしょう。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|

|
|
お問合せは、
一般社団法人 神奈川県トラック協会内
神奈川県貨物自動車運送適正化事業実施機関
✆ 045-471-5877まで、お問い合せください。 |
|
| |
| |
厳正かつ公正な評価で、「安全性優良事業所」は認定されています。
|
|
|
 |
 |
神奈川県貨物自動車運送適正化事業実施機関
〒210-8510
神奈川県横浜市港北区新横浜
2-11-1 トラック総合会館 4階
TEL:045-471-5877
FAX:045-471-5536
地図はこちらから |
|
 |
|
| |
| |
|